カウンセリングについて

 

当オフィスではアドラー心理学の立場からご自身の職場、友人、ご家庭での対人関係やご自身のことについてお話を伺います。このページでは当オフィスでのカウンセリングがどのような特徴を持っているのかについてご紹介いたします。日本アドラー心理学会認定カウンセラーを持つ臨床心理士がいるカウンセリングルームは千葉県下では佐々木カウンセリングオフィスだけです(平成29年6月現在)。

 

困っていることが解決する、というのは自身の行動が日常生活の中で実際に変化することによってもたらされます。話をしてすっきりした、ストレスを発散する、などの言葉がありますが、このようなことで問題は解決しません。孤立無援のところに支援者が現れて安心するのは当たり前のことです。しかしそれは解決ではありません。問題が解決する、というのはその先の共同作業いかんにかかっているのです。

話はきいてくれるけど、何もアドバイスはもらえない、抽象論に終始する、このような面接は非能率的であると考えます。某有名大学教授が「カウンセリングはまともにやれば100回くらい、1年程度かかります」とおっしゃっていましたが、現在それだけ時間的経済的余裕のあるかたはなかなかいらっしゃらないでしょう。また、そのような面接は効果がある面接とは言えないと思います。

(※ただし初回面接からアドバイスを行うとは限りません)

アドラー派カウンセリングの魅力

カウンセリングの一般的イメージとして、子供時代に生じた不具合のために現在の社会生活を送るうえでなにがしか十分に機能できないことがあり、そのために悩み苦しんでいる。それを解消するためには子供時代の記憶に遡って原因を特定し、それに手当てすることでやがてより良い適応を果たせるようになる、こういったものではないでしょうか。もっともらしい話です。これらのカウンセリング理論が理屈に合えば。

先ず子供時代の記憶ですが人間の記憶は現在の都合に合わせていくらでも変質するものです。記憶の中の物語は全く客観的なものではありません。もちろん観察することもできません。
しかしアドラー派の考えでは人間は過去にまかれたゼンマイで動く無意識の操るロボットではありません。自分が願う理想の状況にたどり着くために自分が良いと思う行動をとっているのです。つまり過去を知るよりも現在から未来に至るふるまい方の特徴や何を理想に掲げているのか、によって人は行動していると考えています。そしてこれらは現在から未来への行動を知ることによって観察が可能となるのです。

また、人は過去の記憶に操られる主体性の無い存在ではないと考えています。過去の記憶は人を操りません。人が自分の都合に最も良いように過去を加工します。つまり人生で起こることは全て自分の選択の積み重ねであり、人は人生や環境の被害者ではありませんし、精神的な世界の不具合で現在の問題が発生している訳でもないのです。

まとめてみましょう。

人間の問題は現在の行動そのものの中にあり、直接観察可能であること。必要以上に過去を探る必要のない事。

人間は何かに操られているのではないし、主体的に行動を選択して人生を自ら紡いでいる存在であるということ。

この考え方に従ったカウンセリングは非常に能率よく比較的短い期間で問題の解決を図ることが可能ですし、他のどの心理学諸派の理論より筋が通った説明をしてくれています。

これが当オフィスがアドラー派カウンセリングに特化している理由なのです。

※アドラー派の理論と矛盾しない範囲でEMDR、行動療法、催眠など他派の技法が採用されることはあり得ます。

 

詳しくはこちらもご覧ください。

人の問題は対人関係の問題である

総論から言えば人間の抱える課題は対人関係の問題です。そんなことは無い、という声もあるでしょう。

一例をあげます。身長が低いことが悩み、という人がいたとします。しかしその人が無人島にいたら自分の身長には関心は向かないでしょう。それは周りの人との比較において、問題として自らの心の中にこしらえたものであるのです。

 

アドラー派のカウンセリングの流れ

ではカウンセリングの中ではどのようなことをするのでしょうか。来談者によって、お話の内容によって必ずしもすべてに同じことをするわけではありませんので一例を紹介してみると、対人関係の話を伺う際にはある日ある時のある場面についてお話しをしていただき、その時にどんな会話をしたのか具体的なコミュニケーションを伺っています。話を聴きながら来談者がどんなことを考えてどんな台詞を口にしたのか、その結果相手からどんな反応が返ってきたのか、それは意図したことや望ましい事だったのか、そうではないならどのような対応を工夫することができるのか、といった進み方をします。それによって直接面接の場にいない相手の気持ちの推移も具体的に推量していくことができるのです。

面接の場は作戦会議の時間です。面接の中で話し合われたことを生活の中に持ち帰り、実践して頂くことで初めてカウンセリングの効果が確かめられます。

週に1度から2週に1度程度このようなお話を通じて生活の変化を観察していくのです。

 

カウンセリングでは具体的な解決につながるための行動について一緒に考えます。

 

 

◆ 精神科・心療内科へ通院中の方へ

現在精神科、心療内科へ通院中の方は医療機関での治療が中心となります。セッションを同時に行うことで病院での治療に影響することもあります。そのためセッションをご希望の場合には主治医の許可を取っていただく必要がございます。ご了承下さい。

 

◆ ご確認下さい

●当オフィスは医療機関ではありません。投薬、診察を希望の方は医療機関の受診が必要となります。
●セッションに当たり最善を尽くすことをお約束いたしますが、絶対的な効果を保証するものではありません。
●相談中にお話された内容は守秘義務によって守られます。詳しくは「個人情報の取り扱い」をご確認下さい。

 

カウンセリングのお申し込み、お問い合わせはこちらのページからお願いいたします。

 

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