うちの子は漢字が書けない
先日、小学校5年生の担任と話をしていて「いまだに自分の名前も平仮名で済まそうとする子がいて」という話になりました。 担任がいうにはとても横着な子で漢字を知らない訳ではなく、書こうと思えば書けるし、頭も悪くはない、というのです。 だからでしょう。 私が検査を受けた方が良い、というと驚き、その後戸惑っていました。 学校の先生は、うちの子はまったくもって問題なし、ただめんどくさがりなだけ、と思 […]
先日、小学校5年生の担任と話をしていて「いまだに自分の名前も平仮名で済まそうとする子がいて」という話になりました。 担任がいうにはとても横着な子で漢字を知らない訳ではなく、書こうと思えば書けるし、頭も悪くはない、というのです。 だからでしょう。 私が検査を受けた方が良い、というと驚き、その後戸惑っていました。 学校の先生は、うちの子はまったくもって問題なし、ただめんどくさがりなだけ、と思 […]
子供の課題と親の態度について考える 人は人生の中でいろいろな課題に直面するものですが、それは子供についても全く同じことが言えます。例えば中学生について言えば進学をどうするか、部活はどこにするか、という選択についてもそうですし、中には学校に行きたくなくなった、とか勉強しなくなくなった、などということもそうです。様々な課題に直面することで大なり小なり考えなくてはならないことでしょう。そして課題の種類に […]
フロイトやユングの名前は有名でしたがアドラー心理学は専門家でも「権力への意思」というフレーズ程度にしか知らない、というものでした。 岸見一郎氏が2013年12月12日に一般書として「嫌われる勇気」を出版して以来、一部の非専門家の強い関心を呼んで今に至っています。 その後アドラー心理学について多くの書籍が出版され、関心の高まりとともに実践報告などもインターネット上で多くあらわれてきました。 その中に […]
毎年夏の恒例の地方会です。今年は武漢ウィルスのためにほとんどの地方区で地方会が開催が見合されました。 そのような中関東地方区ではオンライン会議システムを通じてリモートでの地方会を開催いたします。 初の試みになりますのでどのような会になるかは未知数ですが記念すべき地方会になることは疑いないでしょう。 詳しくは上記ポスターをクリック。
日本アドラー心理学会総会が今年は関東で行われます。会場は幕張です。総会終了後、関東地方区ではこれからのアドラー心理学の発展に向けたシンポジウムを企画しています。学会員以外の参加も可能ですのでご興味ある方はお申込みいただければと思います。
学校などで児童生徒の話を聴いていると、時々「なんで勉強なんかしなくちゃいけないんだ」と言われることがあります。皆さんは何と答えるでしょうか。「将来良い会社に入るため」とか「自分のため」という回答を聴くことはありますが、そう言っている方はどれだけその答えを信じてそう答えてるでしょうか。 私の場合は「世のため人のため」と答えるようにしています。 「将来良い会社に入るため」「自分のため」というのはつまる […]
年が明けて初の投稿となります。 年末は慌ただしい時を過ごし、ブログの更新もままなりませんでした。今年はもう少し落ち着いてくれると良いのですが。 認知行動療法とは カウンセリングに関心のある方なら当然のように耳にすることの多くなった認知行動療法ですが、今回はアドラー派のアプローチと比較して類似点と相違点について考えてみたいと思います。 なぜこの二つの比較なのかというと、認知行動療法の認知とは人間の考 […]
ストレスさえ無なければ健康だ、というのは誤った考え 私が精神科に勤めていたころの話をモデルにした作り話をいたします。 精神科を初めて受診した方には診察の前に受信に至ったいきさつを尋ねるのが一般的な手続きとなっている場合がほとんどで、当時私は外来でその仕事をしておりました。 面接室には父親に連れられた20代の女性が入室してきまして、両者ともにとても表情が明るかったことが印象的でした。というのも多くの […]
締め切り直前の告知で申し訳ありません。 しかし参加者は学会会員のみですので当ホームページで初めて開催を知る方はいらっしゃらないことと思います。 本年度も学びの深い企画を用意しております。 奮ってご参加くださいませ。 下記アドレスより申し込めます。 https://kokucheese.com/event/index/515820/
どんな時にでも選択肢はあります 子供の体は子供の心に従ってしか動かない、ということは以前にもお話しさせて頂きました。そこでお話しさせていただいたことは大人に子供の行動をどうこうしようとしてもできることではない、ということでした。それでも親が子供の行動について相談の話題に取り上げることには意味があります。人にはどんな状況でも選択肢があり得るからです。 例えば親には課題を抱えている子供の家族として暗い […]