恋人同士のカウンセリングはお勧めしません
時々問い合わせが入ることがありますが、当オフィスでは基本的にはお断りしております。
夫婦カウンセリングは受け付けております。
つまり夫婦と恋人関係は別物という位置づけで相談活動をしているのです。以下にその理由をお話しします。
男女が一緒にいる、というのはこれがなかなか簡単なことではありません。仲の良い夫婦であってもいろんなことがあるものです。夫婦はそれを乗り越えて関係を維持しているのですね。
ましてや離婚していないだけで夫婦の間で良好な関係を維持できていない世帯などいくらでもいるのです。夫婦はただ男女が同棲しているのとはわけが違います。
双方の親を紹介し、結婚式を挙げ、戸籍を入れて互いの親族と付き合っていく。
ただの恋人とは違って役割と責任が大きく伴い、それを有形無形に社会が関係を維持する方向に支えてくれているのです。子はかすがいと言いますが子供以外にも多くの要因が夫婦を支えています。それにも関わらず程度の差はあれ問題は起きるのです。
それが結婚前からカウンセリングを検討するほどの問題が二人の関係に生じている、というのは基本的に結婚するには向いていないのです。結婚した後の生活が上手くいかないのは目に見えています。
それはカウンセリングでどうのこうのという小手先の手当てで間に合う話ではないように思います。
「デート中に時々何かのきっかけで暴力を振るわれることがあるんですが、普段は優しいし、彼もやめたいと言ってくれてます」などの話もありますが結婚する相手に選ぶべきではないのではないでしょうか。
残念ですが以上のような理由で恋人関係のカウンセリングはお勧めいたしませんのと当オフィスではお引き受けしておりません。
他所のカウンセリングルームではやっているところもあるらしいのでどうしてもカウンセリングを希望しているカップルならばそちらに問い合わせてみると良いでしょう。
何の愛想もない記事で本当に申し訳ない。