特別支援教育を保護者に勧める際の段取り方-学級担任向け-

小中学校の担任の先生方は特に支援を要する子供たちに相応しい処環境で勉強できるようにしたいと願っていますが、その際一番大きなハードルが保護者にどのように伝えるべきか、ということです。特別支援が必要な子は確率的に発生することが分かっており、授かった子供がそのような子供であることは当然あり得るのですが、保護者は自分の子供がそうであるはずがない、と思うことは多く現実を否認することが多くあります。 そのような場合でもできるだけ抵抗にあいにくくするにはどのような工夫ができそうか、以下のようにまとめてみました。参考にしていただければ幸いです。   特別支援教育を保護者に勧める際の段取り方-学級担任向け-   なぜ対象の児童が特別支援の適用候補と考えられるのかてん その根拠をまとめておくのが良いと思いますまる学習の得意不得意の偏りと それがどのような特徴のある偏り方であるのかてん 対人関係に現れる特徴点 そしてそれらに影響されていると考えられる その他の事象などの記録をメモ 程度でも残しておいた方が良いです。その際は観察した内容を自分の言葉で要約しないで出来事をありのままに 思い出せるようにメモをしておきます。 また 、それらによって いかに本人が困難や 辛さを抱えているかを合わせて記録しておくのが良いでしょう。     特別支援の機能とそのメリットについて そして 申し込みの手順を簡単にでも説明できるようになっていることが望ましいです まる どのような理由から当該 児童が特別支援にふさわしいと思うのか てんどのようなメリットの教授が見込めるのかてん などを保護者が特別支援教育の長所を納得しやすい形で 根拠を示せることが大切です。   それらの準備をしつつ 保護者には 児童の気になる行動が観察されることをきちんと伝えておいた方が良いです まる出来事の内容によって保護者の性格や受け止め方によって 逐次連絡するか 面談の際にまとめて報告するのが良いかてんなどを考慮するのが良いと思いますまる 同様のことが 家庭でも観察されるかどうか 情報収集も行います。観察した内容を他の専門家とシェアして意見を交換する、保護者の状況に気になる要因があるのであればスクールカウンセラーに相談するなどするのも良いと思います。   保護者が動揺しやすい方だと児童の処遇 変更に関わる提案をすることが ためらわれることがあるかもしれませんが、 客観的に根拠のある現象に対して生じる感情の処理は大人の責任です。児童の利益から特別支援教育が進められるのであれば提案を行わない理由にはなりません。保護者の感情に最大限に配慮して伝える工夫をしても保護者に動揺が生じることはありえます。 保護者の性格 等は普段の接触の中で評価しておいた方が良いです 。また保護者が動揺したとしても 担任は勤めて冷静でいるように心がけるべきです。   実際に保護者と面談する際には表現に気をつけます。特別支援教育の利用者=障害者という印象を与えないように、学級や担任の都合なのではないか、との誤解を招かないよう本人の学習環境の整備であることが伝わるように心がけます。    保護者によってはもう少し様子を見てから、今回は見送り 店などの判断をされることもあります。 しかし 成長する中で課題の難易度が増し 集団への適用 もより高度なコミュニケーションが求められ 点 児童が将来現在よりもより困難な場面を迎える事例も数多くあります。我が子が特別支援教育の対象だとは思いたくない 保護者は多くいます。それでも今より児童の困難さが明確になった時には受け入れを決心する過程は多くあるでしょう 。その時に 自分が担任をしているとは 限りません。 自分が今後受け持ちを離れたり 転勤したりした場合でも 後任に児童の抱えている課題や保護者の状況が伝わるように支援シートを作成するなどし 点 引き続きの観察を 促しておくべきです。    特別支援教育への適用が明らかな場合でも保護者が頑なに拒むこともありえます。 最終的な決断を下す 権限は家庭にしかありません。  担任にとってできることはあくまでも おすすめ 上手になることです。 自分には影響力はあっても人の人生をより良いものに決定する力は持っていないということを忘れずに限界の範囲でベストを尽くすことが自分の務めであると考えることをおすすめします。